※どちらかの方法で杖を握ることで、腕と杖が一体かしやすく安定した歩行を行いやすくなります。

○間違った杖の持ち方

※このような持ち方になると、体重がうまく杖にかからず、ちょっとしたことで転倒しやすくなります。

　また、手首への負担もかかり、「杖を持つ＝大変」という認識にもなってしまいます。

○杖を使用した歩き方

　杖を使用し歩く方法には、“3点歩行”と“2点歩行”の2種類があります。

　より、安全に歩くには3点歩行をおすすめします。

《3点歩行》

①　 杖は痛くない方の手で持ちます。（左足が痛いのであれば、右手に持ちます。）

② 　まず、杖を1歩分前に出します

③ 　次に痛い方の足を1歩前に出します。

④ 　最後に痛くない方の足を1歩前に出します。

　※これを繰り返して歩きます

《2点歩行》

① 　杖は3点歩行同様、痛くない方の手で持ちます。（左足が痛いのであれば、右手に持ちます。）

② 　まず、杖と痛い方の足を同時に1歩分前に出します。

③ 　次に痛くない方の足を1歩前に出します。

　※2点歩行は3点歩行より、杖に慣れていないと転倒リスクが高く

　　なるため、行う際は3点歩行をマスターしてからにしましょう。

皆様も正しい杖の使い方をマスターし、秋のお出かけを楽しんでください(^^)